【らくすろ勧進帳|小松市安宅】
ライターのあびるです。
前田利常や小松城の江戸時代よりググッと遡って文治3(1187)年。
小松と言えば、安宅の関!
歌舞伎「勧進帳」、能「安宅」の舞台です。
と来れば、楽 la storia locale (らくすろ)版・勧進帳をお届けしたくなるものです。
はじまり、はじまり〜
変装して逃亡中の源義経(おの)&家来の弁慶(あびる)が、安宅の関所で関守・富樫(アンドリュー)に怪しまれて止められます。
とっさに弁慶が、諸国を回って寄付を集めていると称し、勧進帳(寄付帖)を持っていることを示すべく、まっさらな巻物にあたかも文章が書いてあるかのように即興で読み上げます。
それでも富樫から疑われる義経。
あびる弁慶は、富樫アンドリューから詰め寄られた時、疑念を晴らして主・おの義経を守るべく、主君を金剛棒で打ちすえます。
富樫アンドリューは、そうまでして主を守ろうとするあびる弁慶の忠誠心に心を打たれ、義経であることを知りながら、安宅の関通行を許すのでした。
その後。
お守りするためとは言え、主・おの義経を打ちすえてしまったあびる弁慶。
「弁慶謝罪の地」で、心から謝罪するあびる弁慶。
おの義経は、「機知の働きは、天の加護」と、その忠誠心を厚くねぎらったのでした。
おしまい。
帰りはもちろん、飛び六法。
〜らくすろ勧進帳〜
出 演
義経 おの
弁慶 あびる
富樫 アンドリュー
撮 影
東土佐守
協 力
安宅の関 小松市安宅町
弁慶謝罪の地 能美市道林町
and you!!
©️2018「らくすろ勧進帳」製作委員会
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