小松城マップ作り★フィールドワーク

ライターのあびるです。

金沢から小松城を徒歩で目指したかつての侍(あびる2018)は、東土佐守の案内で小松城範囲内にやっと入り、「牧島」(現・梯川「かけはしがわ」の土手)から天守台(石垣のみ現存)を眺めたよ。

江戸時代、土手下は梯川の水を引き入れたお堀でした。

お堀を挟んで、手前の家はきっと侍屋敷、さらにお堀を挟んで、向こう島に高くそびえ立つのが天守台。

あの石垣の上には、当時、立派な天守閣が建てられていたことでしょう。

侍(あびる2018)としては、ここまで来るのも大変だったけど、さらに橋を渡り島を越えないと、お堀に囲まれた浮島・小松城の前田利常には謁見出来ないのだ。

利常が小松城を隠居のために整備したのは、1640年。

ここは、370年の時を越える場所なのです。

小松城浮城マッププロジェクト

地域活性化ユニット 「楽 la storia locale」 が取り組んでいるプロジェクト 「小松城浮城マップ(うきしまっぷ)」 マップ作成の過程で知った、石川県小松城下町エリアの魅力を、徹底的に語りつくします。